4解体工事で近隣トラブルをふせぐ方法とは?

4.近隣からの苦情を防ぐためにはどのような対策を講じておくことが大切でしょうか?

繰り返しになりますが、まず大前提として「挨拶」が非常に重要になってきます。我々が解体工事を行う際にはスーツを着たスタッフが丁寧な挨拶をし、何かお困りの際の問い合わせ窓口をきっちり文章でお伝えします。施主さんの分身として良い印象を残すようにそこはスタッフ一同日々伝えている点です。

近隣の方とのトラブルでは大きく3つです。

第一に粉塵対策。粉塵対策としては防塵シートを設置したり、水を撒きながらの解体作業するなどが挙げられます。解体工事前に電気、ガス、水道を停止しますが、我々は水だけは残しておいてもらいます。

第二に騒音ですね。特に床をはつるときはかなりの音がします。床にへーべ―あたりで杭をうつことできますがこちらは別途金額がかかったりします。

もちろ騒音が最小限に抑えられるようさまざまな工夫を凝らしていますが、残念ながらゼロにすることは不可能です。

とにかく防音シートで騒音を最小限に食い留めますが、ここは近隣との挨拶まわりでお願いするしかありません。

第三に片付けです。作業終わりの片付けももちろん大切ですが、工事完了後の片付けも非常に重要です。

コンクリートガラや木くず、ガラ袋など廃棄物を残したままだったり、土や細かいゴミが道路に散乱していたり、隣家の敷地を汚したままだったり…そんな状態で解体工事が完了してしまっては苦情のひとつも入れたくなるものです。

我々は再度に施主さんが立ち会い、必要に応じて片付けの指示を出していただくなど“立つ鳥跡を濁さず”状態にすることを心がけております。